感情
- 2019/05/25 11:25
- Category: 日記。
ファッションとは。今と感情。今考えているファッションは服飾のことではなく、ファッション自体のことだ。
すっかりbabymetalにはまってしまい色々と掘っている。なぜ魅力的なのか。
アイドルとメタルの相性が良いのは聞く前からわかっていたがここまでとは思わなかった。同じファンタジーが根幹にありお互いに聴いている人の内にあるもので、きっと頭の中で思い描いている像が違うのではないか。そうそれぞの像ということ。人の内側にある空想。想像の世界もの。超低音と超高音が合わせることで生まれる真っ暗闇の中の神々しい光を感じる感覚。真っ暗闇と神々しい光はそれぞれ別のものだけど合わさることでの相乗効果は大きい。二律背反。オザケンのフクロウの声が聞こえるで歌った内容。
作品のセンスも巧妙で3をコンセプトに感じ楽しい。フロントは3人体制でリンクしたり分離したり入れ替わったり、アルバムの構成も正当な女性ボーカルロック、シュールでポップなアイドルロック、技巧的に作られたテクニカルメタルがバランスよく入っていて寒くない。いろんなものがトライアングルにくるくる回っている感じが良い。曲自体も展開が変化していくこと。物語性があったり、1番と2番が違ってたり。変調と転調がうまい。正当な曲もあるが全体的に少なく、どっかりしない。寒くない。沸き起こる感情のプラスとマイナスを相殺させる不思議な感覚。かっこいいじゃんと思っていたらダサさがカットインしたり、かわいいじゃんと思っていたら実はブラックだったりと裏返っていく感覚が楽しい。ブレイクの入れ方がかっこいい。
あと驚きは、各3パターンの曲がそれぞれ少ないのに名曲に仕上がっている。これはきっとかなり捨て曲があるのではと感じる。選りすぐられた曲からさらに作り込んだんじゃないかと思う。じゃないとおそらくこのクオリティでは作れないと思う。偶然できることはあるかもしれないが、にしても2つしかない2つのアルバムがそうなので無理だと思う。
歌とバンドとパフォーマンスの3セットのパワー連動が素敵なので動画で完成型ってところもいい。
アルバムを聴いて感じたのはこれが大きくて、現代音楽は寒かったんだと気づいた。だから昔の音楽を聴いているんだと。かっこいいを詰め込んだ、可愛いを詰め込んだ、愛情を詰め込んだお腹いっぱいの寒さやどっかにありそうな頭の働いていないちゃんと本気で作ってるのかと聞きたくなるような寒さ。悪くはないが寒い。おんなじことをしないで欲しい。音楽は死んだと言われる所以。音楽ってなにと聞きたくなる。でもわかっている。聞いてる側がそうさせていることを。アーティストの真剣の矛先がいつからずれた? ずらさせた? もうあるものを研ぎ澄ませて行くと寒いんだなって。いや研ぎ澄ませていくことが寒いんじゃなくて、もう顕微鏡でしか見えないよってところまで研ぎ澄んでるって行為に気付いてないことが寒い。
前回も書いたがフリッパーズに感じた寒さの破壊と新しい物の創造を感じる。それが世界的に評価されたことへの驚きと未来への期待。あ期待していいんだって。もうないと思っていた。みんな寒いと感じてんだな。
現在はbabymetal自体はかなり厳しい状況だと思う。トライアングルが崩れたしYuimetalの存在は思いのほか大きい。シュールでポップなアイドルロックはMoametalそのものだし続けていけるがボーカルとバンドの存在感に匹敵させるにはかなりの負担になるはず。ただでさえBPMの早いテンポでのパワープレイダンスも担当してるし、何より体力と肺活量への負担が年齢に出てくるのでは。フィギュアスケートみたいに体重の軽い子供だからできることに似ている。幸い小柄だが。がしかし残った二人のモチベーションに絶対的に変化があったはずだから。
と心配してしまうが結局思うがまま好きにして欲しい。解散してもいい。2018年みたいにハズしてもいい。ご愛嬌。ガラッと変わろうがそれが好きならば一番です。やっぱり好きにやることのテンションを維持して見せて欲しい。オザケンの凄さもそこで好き勝手曲やアルバムのテイストが変わることがよさ。見苦しい執着のない、新しい可能性、現在を見せてくれる。楽しい。
ファッションとは今思う感情なんだと思った。寒い自分が最悪。ダサいと比較にならないくらいの最悪具合。去年の自分を振り返ると寒い。でもそれって現在があるってこと。進んでんだって感じる。
リバーズエッジで吉川こずえの「世の中みんなキレイぶってステキぶって楽しぶってるけどざけんじゃえよって。ざけんじゃねーよ。いいかげんにしろって。あたしにも無いけどあんたらにも逃げ道ないぞ。ザマアミロって。」名言が頭に残る。現代音楽だけが寒くなった訳ではない。ファッション自体が寒い。だからダサいがトレンド。てかファッションも死んでいる。文化が死んでいる。と言うことは感情が死んでいる。今がなくなってしまいファッション性がなくなりただの物になってしまった。
babymetalの世界的な評価は大きな波紋となって死んでしまった音楽を含めファッションを巻き込んで新しい命の始まりとなって欲しい。と言うか過去の動画を見てるがもう死んでしまった文化を破壊する役目は果たしたし、残る今年のアメリカツアーで死んでいるアメリカを壊して新しい命の始まりのきっかけとなり世界征服をしめるだろう。本当に世界征服してしまうからびっくりです。
誰もがビビッてやらなかったことをやってしまった。やっぱり救世主は変な所から出てくるもんですね。
最後に基本的に相当気に入らない限りミュージシャンや曲名を覚えない自分がなんでこんなに音楽がわかるようになったのだろうと考えてみたら、職業柄仕事中もずっと聞いてたしクラブ関係者やファッション関係者方々からいろんなジャンルの音楽を教えてもらったこと、ハマりやすく飽きやすい性格とジャンルにこだわらず好きか嫌いかをモットーに置いていることの副産物だなって気づけました。
ちなみにハマったのはピュアファンク、ドラムンベース、ルイベガ、ファンキーDL、ディープハウス、テクノ、最終的にファブリックライブシリーズで終え、そこから昔聞いていた音楽の旅へ。今でも自分の中の最高傑作はフリッパーズの「ヘッド博士の世界塔」。
babymetalのお気に入りは「Tales of the Destinies」からの「The One」の組曲。もちろんライブ盤動画で。
最高。二つで一つ。
すっかりbabymetalにはまってしまい色々と掘っている。なぜ魅力的なのか。
アイドルとメタルの相性が良いのは聞く前からわかっていたがここまでとは思わなかった。同じファンタジーが根幹にありお互いに聴いている人の内にあるもので、きっと頭の中で思い描いている像が違うのではないか。そうそれぞの像ということ。人の内側にある空想。想像の世界もの。超低音と超高音が合わせることで生まれる真っ暗闇の中の神々しい光を感じる感覚。真っ暗闇と神々しい光はそれぞれ別のものだけど合わさることでの相乗効果は大きい。二律背反。オザケンのフクロウの声が聞こえるで歌った内容。
作品のセンスも巧妙で3をコンセプトに感じ楽しい。フロントは3人体制でリンクしたり分離したり入れ替わったり、アルバムの構成も正当な女性ボーカルロック、シュールでポップなアイドルロック、技巧的に作られたテクニカルメタルがバランスよく入っていて寒くない。いろんなものがトライアングルにくるくる回っている感じが良い。曲自体も展開が変化していくこと。物語性があったり、1番と2番が違ってたり。変調と転調がうまい。正当な曲もあるが全体的に少なく、どっかりしない。寒くない。沸き起こる感情のプラスとマイナスを相殺させる不思議な感覚。かっこいいじゃんと思っていたらダサさがカットインしたり、かわいいじゃんと思っていたら実はブラックだったりと裏返っていく感覚が楽しい。ブレイクの入れ方がかっこいい。
あと驚きは、各3パターンの曲がそれぞれ少ないのに名曲に仕上がっている。これはきっとかなり捨て曲があるのではと感じる。選りすぐられた曲からさらに作り込んだんじゃないかと思う。じゃないとおそらくこのクオリティでは作れないと思う。偶然できることはあるかもしれないが、にしても2つしかない2つのアルバムがそうなので無理だと思う。
歌とバンドとパフォーマンスの3セットのパワー連動が素敵なので動画で完成型ってところもいい。
アルバムを聴いて感じたのはこれが大きくて、現代音楽は寒かったんだと気づいた。だから昔の音楽を聴いているんだと。かっこいいを詰め込んだ、可愛いを詰め込んだ、愛情を詰め込んだお腹いっぱいの寒さやどっかにありそうな頭の働いていないちゃんと本気で作ってるのかと聞きたくなるような寒さ。悪くはないが寒い。おんなじことをしないで欲しい。音楽は死んだと言われる所以。音楽ってなにと聞きたくなる。でもわかっている。聞いてる側がそうさせていることを。アーティストの真剣の矛先がいつからずれた? ずらさせた? もうあるものを研ぎ澄ませて行くと寒いんだなって。いや研ぎ澄ませていくことが寒いんじゃなくて、もう顕微鏡でしか見えないよってところまで研ぎ澄んでるって行為に気付いてないことが寒い。
前回も書いたがフリッパーズに感じた寒さの破壊と新しい物の創造を感じる。それが世界的に評価されたことへの驚きと未来への期待。あ期待していいんだって。もうないと思っていた。みんな寒いと感じてんだな。
現在はbabymetal自体はかなり厳しい状況だと思う。トライアングルが崩れたしYuimetalの存在は思いのほか大きい。シュールでポップなアイドルロックはMoametalそのものだし続けていけるがボーカルとバンドの存在感に匹敵させるにはかなりの負担になるはず。ただでさえBPMの早いテンポでのパワープレイダンスも担当してるし、何より体力と肺活量への負担が年齢に出てくるのでは。フィギュアスケートみたいに体重の軽い子供だからできることに似ている。幸い小柄だが。がしかし残った二人のモチベーションに絶対的に変化があったはずだから。
と心配してしまうが結局思うがまま好きにして欲しい。解散してもいい。2018年みたいにハズしてもいい。ご愛嬌。ガラッと変わろうがそれが好きならば一番です。やっぱり好きにやることのテンションを維持して見せて欲しい。オザケンの凄さもそこで好き勝手曲やアルバムのテイストが変わることがよさ。見苦しい執着のない、新しい可能性、現在を見せてくれる。楽しい。
ファッションとは今思う感情なんだと思った。寒い自分が最悪。ダサいと比較にならないくらいの最悪具合。去年の自分を振り返ると寒い。でもそれって現在があるってこと。進んでんだって感じる。
リバーズエッジで吉川こずえの「世の中みんなキレイぶってステキぶって楽しぶってるけどざけんじゃえよって。ざけんじゃねーよ。いいかげんにしろって。あたしにも無いけどあんたらにも逃げ道ないぞ。ザマアミロって。」名言が頭に残る。現代音楽だけが寒くなった訳ではない。ファッション自体が寒い。だからダサいがトレンド。てかファッションも死んでいる。文化が死んでいる。と言うことは感情が死んでいる。今がなくなってしまいファッション性がなくなりただの物になってしまった。
babymetalの世界的な評価は大きな波紋となって死んでしまった音楽を含めファッションを巻き込んで新しい命の始まりとなって欲しい。と言うか過去の動画を見てるがもう死んでしまった文化を破壊する役目は果たしたし、残る今年のアメリカツアーで死んでいるアメリカを壊して新しい命の始まりのきっかけとなり世界征服をしめるだろう。本当に世界征服してしまうからびっくりです。
誰もがビビッてやらなかったことをやってしまった。やっぱり救世主は変な所から出てくるもんですね。
最後に基本的に相当気に入らない限りミュージシャンや曲名を覚えない自分がなんでこんなに音楽がわかるようになったのだろうと考えてみたら、職業柄仕事中もずっと聞いてたしクラブ関係者やファッション関係者方々からいろんなジャンルの音楽を教えてもらったこと、ハマりやすく飽きやすい性格とジャンルにこだわらず好きか嫌いかをモットーに置いていることの副産物だなって気づけました。
ちなみにハマったのはピュアファンク、ドラムンベース、ルイベガ、ファンキーDL、ディープハウス、テクノ、最終的にファブリックライブシリーズで終え、そこから昔聞いていた音楽の旅へ。今でも自分の中の最高傑作はフリッパーズの「ヘッド博士の世界塔」。
babymetalのお気に入りは「Tales of the Destinies」からの「The One」の組曲。もちろんライブ盤動画で。
最高。二つで一つ。
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